2023

【Naturalbicycle20周年連携企画】
Naturalbicycle×ezorock エゾシカ革ジャケット


[自分が身に着けるものの素材を北海道産に]
Naturalbicycleとezorockが連携し、ついに自分たちが身に着けるものの素材を北海道産にするプロジェクトを立ち上げました。

エゾシカ特有の柔らかさと表情がありつつも、重厚で高級感のある仕上がり。
衿・袖・裾にも肉厚なリブが付き、プレーンなスタジアムジャケット型なので、どのようなファッションにもコーディネートしやすい。

NaturalbicycleのHOKKAIDOタグと、ezorockのアパレルブランドROCK THE LIFEタグ付き。

【MADE IN JAPAN】

※NPO法人ezorock
北海道の地域課題に対して若者のアイディアやパワーを届け続け、RSRの環境対策活動など様々な事業を持つezorock。北海道の森で駆除されるエゾシカの活用を考えるプロジェクトも展開。
https://www.ezorock.org/


●なぜエゾシカの皮を使うのか‥‥

エゾシカは、北海道のみに生息するニホンジカの亜種。
明治初期の大雪と乱獲により一時は絶滅寸前まで生息数が減少。
それにより、エゾシカの捕食者エゾオオカミが家畜を狩猟するようになり、駆除され1900年代には絶滅。エゾオオカミの絶滅などが原因でエゾシカは急増。

今では、農林業被害や交通事故の増加などが問題となっています。
北海道では、人とエゾシカとの適切な関係を築き、地域社会の健全な発展のため、捕獲等による個体数の管理や有効活用などの対策が進められています。

エゾシカの肉・角・皮など余すことなく活用し、命を繋いでいきたいと考え、20年間北海道で洋服に携わってきた私たちは、皮を活用したジャケットを制作しました。


[自分が身に着けるものの素材の制作も自分で]

ブランド20周年を記念し、北海道の森に暮らしているエゾシカ皮を活用した革ジャケット制作の一部に携わる参加型プロジェクトとして、エゾシカ皮の裏すき体験プログラムを5月に開催しました。

その日、10数名の参加者と共に実際にエゾシカの皮に触れ、裏すきというなめしの作業をしたものがジャケットになり戻って来ました。
その日以外にも、ezorockのボランティアスタッフの方々が裏すき作業をしてくださったおかげで製作が実現しました！

※皮の活用には「皮なめし」という工程が必要です。今回は「皮なめし」の一部に関わる、なめしの初段回である皮の「裏すき」を自分たちでおこないました。

S 着丈61 / 身幅52 / 肩幅42 / 袖丈61
M 着丈64 / 身幅54 / 肩幅44 / 袖丈64
L 着丈67 / 身幅56 / 肩幅46 / 袖丈66